CFD取引を考えている方は「サクソバンク証券の評判が気になる」と思うことも多いでしょう。
サクソバンク証券は、デンマークのコペンハーゲンに本社を持ち、日本国内でも金融庁の認可を受けた信頼性の高い証券会社です。また、約1万1000銘柄のCFDを取り扱っており、取引機会が豊富です。とはいえ、「手数料が高い」「デメリットは?」と疑問を持つ方も多いでしょう。
本記事では、サクソバンク証券CFDの評判やメリット・デメリットを詳しく解説します。
サクソバンク証券 CFDとは?

サクソバンク証券は、デンマークに本社を構えるサクソバンクグループの子会社で、2006年に設立されました。創業年数は比較的新しいものの、金融庁に登録されており、安心して取引できます。
サクソバンク証券のCFD取引は、業界最大級の約1万1000銘柄を取り扱っており、初心者から上級者まで幅広いトレーダーに対応しています。特に主要銘柄やマイナー銘柄の取引に興味のある方におすすめです。
サクソバンク証券CFDの商品情報
以下の内容は、サクソバンク証券CFDの商品情報と会社概要です。
取扱銘柄数 | 約1万1000銘柄 |
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取引可能銘柄 | ・株価指数CFD ・個別株CFD ・商品CFD ・債権CFD ・その他(バラエティ)CFD |
取引手数料 | 無料 |
注文方法 | ・成行注文 ・指値注文 ・逆指値注文 ・逆指値(指値)注文 ・逆指値(トレイリング追随型)注文 ・OCO注文、IFD-OCO注文 |
取引時間 | 銘柄によって異なる |
レバレッジ | ・株価指数CFD:10倍 ・日本株式CFD:5倍 ・外国株式CFD:5倍 ・外国ETF/ETN CFD:5倍 ・商品CFD:20倍 |
ロスカット | 証拠金使用率100%で自動ロスカット |
取引ツール | ・SaxoTraderGO(ブラウザ対応) ・SaxoTraderPRO(インストール型) |
スマホツール | ◯(スマホ版SaxoTraderGO) |
デモ取引 | 〇(90日間無料) |
口座開設までの期間 | 最短2営業日 |
サポート | 03-6701-4600 <新規口座開設をご検討中のお客様からのお問い合わせ> 受付時間:9:00 ~ 17:00(土曜、日曜、祝祭日、年末年始を除く) <取引口座をお持ちのお客様からのお問い合わせ> 受付時間:8:30 ~ 18:30(土曜、日曜、祝祭日、年末年始を除く) |
サクソバンク証券の概要 | |
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運営会社 | サクソバンク証券株式会社 |
創業 | 2006年4月 |
資本金 | 3億円 |
住所 | 〒106-6036 東京都港区六本木1-6-1 泉ガーデンタワー36F |
金融庁登録番号 | 第一種金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第239号 |
加盟団体 | 日本証券業協会、一般社団法人金融先物取引業協会、日本投資者保護基金、日本商品先物取引協会 |
サクソバンク証券 CFDの口コミや評判

ここからは、サクソバンク証券 CFDの口コミ・評判を「良い口コミ」「悪い口コミ」別で紹介します。
良い口コミや評判
サービスが使いやすくて良い(30代男性・Aさん)
サクソバンク証券のCFDサービスは、取引がとてもスムーズで使いやすいです。取引プラットフォームは非常に直感的で、複雑さを感じません。特に、リアルタイムでの市場データが迅速に更新されるので、タイムリーな取引が可能です。CFDの種類も豊富で、株式から商品、FXまで様々な市場にアクセスできる点が便利です。また、サポートも親切で、困った時に迅速に対応してくれるので安心して取引ができます。
スプレッドが狭くてお得(30代男性・Bさん)
CFDの取引において重要なのはスプレッドですが、サクソバンク証券はスプレッドがかなり狭くてお得です。特に、主要な通貨ペアや株式インデックスなどでは、他の証券会社と比べても競争力のある価格で取引ができるので、コストを抑えて効率的にトレードができます。また、レバレッジも柔軟に設定できるので、自分のリスク許容度に合わせた取引が可能です。安定した取引環境が整っており、満足しています。
高度な分析ツールが充実(30代男性・Cさん)
サクソバンク証券のCFDには、テクニカル分析ツールが充実しています。特にチャートの種類が豊富で、トレンド分析やテクニカル指標を活用して、より精度の高い取引ができる点が気に入っています。これらのツールは初心者でも使いやすく、また、上級者向けには詳細なカスタマイズが可能で、自分の取引スタイルにぴったり合った環境を整えられるのが魅力です。
モバイルアプリが便利(30代男性・Dさん)
サクソバンク証券のCFD取引は、モバイルアプリで簡単に操作できるので、外出先でもスムーズに取引ができます。アプリのインターフェースがシンプルで直感的に使えるので、忙しい時でもパパっと取引ができる点がとても便利です。また、アプリからでもリアルタイムでの価格情報が表示され、注文やポジションの管理も簡単にできるので、快適に取引が進められます。
取引手数料が低い(30代男性・Eさん)
CFDの取引手数料が非常に低いため、長期的に見てコストパフォーマンスが良いと感じています。他の証券会社と比較しても、取引コストが抑えられているため、より多くの資金を取引に回すことができ、効率的に運用できます。特に、頻繁に取引を行う人にとっては、この低コストのサービスが非常に有利に働きます。全体的にコストとサービスのバランスが良い証券会社だと思います。
悪い口コミや評判
サポート対応に時間がかかる(30代男性・Fさん)
サポートは親切であるものの、問い合わせに対する返答が遅れることがあります。特に、取引に関する問題が発生した際に、返信をもらうまでに時間がかかり、ストレスを感じることがありました。取引の際に問題が発生した場合、迅速に対応してほしいと感じます。サポートの質は良いですが、改善されるとさらに利用しやすくなると思います。
手数料が高い商品もある(30代男性・Gさん)
サクソバンク証券は全体的に手数料が低いですが、商品によっては他の証券会社と比べて手数料がやや高いものもあります。特に一部の商品でコストがかさむことがあり、慎重に選ばないと手数料が意外に高くつくことがあります。自分の取引に適した商品を選ぶためには、事前に手数料をしっかり確認しておくことが重要です。
スプレッドが広がることがある(30代男性・Hさん)
一部のマイナーな銘柄や夜間の取引時に、スプレッドが広がることがあります。特に流動性が低い市場では、この問題が顕著で、予想外の取引コストが発生することがあるため注意が必要です。取引を行う時間帯を選ぶことである程度は避けられるものの、安定したスプレッドを求める人には少し気になる点かもしれません。
システムの不具合がある時がある(30代男性・Iさん)
時々、取引プラットフォームに不具合が発生することがあります。例えば、急激な価格変動時にシステムが遅延したり、注文が反映されないことがあり、取引に支障をきたすことがあります。こうした不具合は稀ではありますが、発生すると重要な場面で困ることがあります。システム面の安定性がさらに向上すれば、もっと安心して取引できると思います。
サクソバンク証券 CFDのメリット・デメリット

サクソバンク証券 CFDには多くのメリットがありますが、特に注目すべき点は以下の3つです
- 約1万1000銘柄の豊富なCFD商品
- すべての銘柄で取引手数料が無料
- 高性能な取引ツールを提供
約1万1000銘柄の豊富なCFD商品
サクソバンク証券のCFDは、約1万1000銘柄を取り扱っており、国内のCFD業者の中でも豊富な銘柄数を誇ります。
CFD業者の銘柄数 | |
---|---|
サクソバンク証券 | 約1万1000銘柄 |
GMOクリック証券 | 150銘柄 |
IG証券 | 約1万7000銘柄 |
SBIネオトレード証券 | 31銘柄 |
インヴァスト証券 | 29銘柄 |
楽天証券 | 78銘柄 |
OANDA(オアンダ)証券 | 24銘柄 |
GMO外貨 | 23銘柄 |
SBI証券 | 11銘柄 |
サクソバンク証券は、豊富な銘柄数を誇るだけでなく、一般的なCFD口座で取引できる株価指数やコモディティ(商品)に加え、日本を含む世界各国の個別株、ETF(上場投資信託)、債券CFDなど、幅広い金融商品の取引が可能です。
これにより、多様な銘柄を選べるだけでなく、世界の市場動向を注視しながら分散投資を行うことができます。
豊富なCFD銘柄を活用し、グローバルな視点で投資を行いたい方にとって、サクソバンク証券のCFD口座は非常に魅力的な選択肢となるでしょう。
すべての銘柄で取引手数料が無料
サクソバンク証券のCFDは、個別株・ETF・株価指数・コモディティを含むすべてのCFD銘柄で取引手数料が無料です。
他社のCFD口座では取引所ごとに異なる手数料が発生することがありますが、サクソバンク証券では2024年6月に手数料が完全無料化されました。
取引コストは売値と買値の差であるスプレッドのみとなるため、余計な費用を抑えて取引できるのが大きなメリットです。
キャリングコスト(価格調整額)は発生しますが、売買手数料がかからないため、頻繁に売買を行う短期トレードにも適しており、低コストで柔軟な投資を求める方にとって魅力的な選択肢となるでしょう。
高性能な取引ツールを提供
サクソバンク証券では、Webブラウザ型の「SaxoTraderGo」と、ダウンロード型の「SaxoTraderPRO」の2種類の取引ツールを提供しており、口座開設後はどちらも利用可能です。
SaxoTraderGo
「SaxoTraderGo」は、直感的な操作が可能なマルチデバイス対応の取引ツールです。シンプルながら高機能で、アナリストの予測情報や企業業績データをリアルタイムで確認できます。
また、テクニカル分析が苦手な方でも活用しやすい「オートチャーティスト」機能を搭載。チャートパターンやサポート・レジスタンスを自動検出し、取引のチャンスをリアルタイムで通知してくれるのが特徴です。
さらに、iOS・Android対応のスマートフォン向けアプリも提供されており、複数のデバイスでシームレスに取引ができる点も魅力です。
SaxoTraderPRO
「SaxoTraderPRO」は、カスタマイズ性に優れた取引ツールで、歩み値や高度なチャート機能を活用した取引が可能です。
一部のサービスは有料のサブスクリプションとなりますが、運用成績の分析機能も備えており、日々の取引を振り返るのに役立ちます。
サクソバンク証券 CFDの口座開設方法

サクソバンク証券CFDの口座開設はオンラインで簡単
サクソバンク証券CFDの口座開設は、オンラインでスムーズに完了できます。以下のステップに沿って手続きを進めれば、簡単に取引を開始できます。
STEP1:オンラインで口座開設申請
公式サイトの口座開設フォームに必要情報を入力し、申し込みを行います。
STEP2: 本人確認書類・マイナンバーの提出
マイナンバー(個人番号)確認書類と本人確認書類を提出します。書類はオンラインでアップロードでき、郵送での提出も選択可能です。
STEP3: 口座開設審査・ログイン情報の受領
審査完了後、口座開設が承認されると、取引ツールのログインIDが郵送で届きます。オンラインでの書類提出を利用すれば、審査は通常2週間程度で完了します。
STEP4:ログインパスワードの設定
取引ツールにログインするためのパスワードを設定します。新規作成や再設定も可能です。
STEP5: 入金後、取引開始
口座へ資金を入金すれば、すぐに取引を始めることができます。
オンライン手続きが中心のため、郵送不要でスムーズに口座開設が可能です。
準備が整ったら、サクソバンク証券の豊富なCFD銘柄を活用し、取引をスタートしましょう!
口座開設に必要なもの
以下はサクソバンク証券CFDの口座開設で必要なものです。
口座開設に必要なもの | |
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マイナンバー書類 | ・マイナンバーカード(表面・裏面) ・個人番号通知カード(表面・裏面) ・ マイナンバーが記載された住民票の写し |
本人確認書類 | ・運転免許証(表面・裏面) ・運転経歴証明書(表面・裏面) ・パスポート ・住民基本台帳カード ・在留カード ・特別永住者証明書 ・健康保険証 ・住民票の写し ・印鑑登録証明書 |
必要書類は、「顔写真あり」「顔写真なし」によって異なります。
準備できる書類に合わせて提出しましょう。
サクソバンク証券CFDに関するよくある質問

Q:サクソバンク証券のCFDはレバレッジ取引に対応していますか?
サクソバンク証券では、CFD取引においてレバレッジを利用できます。個別株CFDは最大5倍、株価指数CFDは最大20倍、コモディティCFDは最大10倍のレバレッジが適用可能です。これにより、少ない資金で大きな取引ができるメリットがあります。ただし、レバレッジを利用すると損失も拡大する可能性があるため、リスク管理を十分に行うことが重要です。
Q:サクソバンク証券CFDのスプレッドはどのように設定されていますか?
サクソバンク証券のCFDは、すべての銘柄で取引手数料が無料の代わりに、スプレッドが発生します。スプレッドは市場の流動性や時間帯によって変動し、特に相場の急変時には広がることがあります。株価指数CFDやコモディティCFDは比較的狭いスプレッドで提供されるため、短期売買にも適しています。最新のスプレッド情報は公式サイトで確認できます。
Q:サクソバンク証券CFDでは、ロスカットや追証はありますか?
サクソバンク証券では、証拠金維持率が一定の水準を下回ると自動でロスカット(強制決済)が発生します。日本国内のCFD取引では、追証(追加証拠金)の制度はなく、預けた証拠金以上の損失が発生することはありません。ただし、市場の急変時にはロスカットが間に合わず、大きな損失となる可能性があるため、資金管理には注意が必要です。
Q:サクソバンク証券のCFDでは、配当金の受け取りは可能ですか?
はい、個別株CFDやETFのCFD取引では、配当相当額の調整が行われます。買いポジションを保有している場合は配当相当額が受け取れ、売りポジションを持っている場合は配当相当額を支払うことになります。配当相当額の発生タイミングや詳細は、取引ツール内で確認できます。
Q:サクソバンク証券CFDの取引時間はいつですか?
サクソバンク証券では、銘柄ごとに異なる取引時間が設定されています。株価指数CFDやコモディティCFDは、海外市場の取引時間に準じており、基本的に24時間取引が可能です。個別株CFDは、各国の株式市場の取引時間に沿っており、日本株CFDの場合は東京証券取引所の時間に準じます。取引時間の詳細は公式サイトや取引ツールで確認できます。
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